幸せに生きるために仕事がある
ってよく言われますが、
それはもちろん金銭的な意味合いもあるのかもしれないけど
私は他の意味の方が大きいと思うのです。
例えば、大富豪の家に生まれてきて、
もう何もしなくても、使えきれないお金があったとしたら。
そしたら人は働くことをやめるのでしょうか。
確かに、そういう人もいるかもしれません。
でも私ならきっと退屈になって、何か仕事を探すと思います。
じゃあそれはなぜか。
自分がこの世に生きているということ、
存在する価値があるということ
それを感じるために私は仕事をするという選択を
とるのだと思います。
そう感じたいのは、幸せに生きるためです。
社会に貢献すること、会社に貢献すること、誰かに貢献すること、
これらはきっと人生に幸せをもたらしてくれるはず。
反対に、それらを感じることが出来ないなら
働くことの意味は、ただ食っていくためのものにしかすぎません。
毎日電車に乗っていると、みんな暗い顔をしています。
日曜の夜は、明日から仕事いやだなーって言っているのをよく聞きます。
夜遅くに家に帰って、疲れ切ってもう寝るだけです。
仕事をするために生きているんじゃないのに。
幸せになるために仕事をしているのに。
なんだかおかしな世の中だな。
って最近思います。
わたしも何がやりたかったのか見失うときがあります。
なんであんなに苦労してニューヨークに行ったんだっけ。
ファッションが好きで、ファッションの仕事がしたくてニューヨークに行ったんだよね?
英語がしゃべりたくて、留学したんだよね?
私、今なにを目指して、何のために努力して
毎日泣きながら、仕事してるんだっけ?